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2018.02.01

「Doctor’s Four Seasons 2018 Spring Vol.46」に掲載されました

メディア掲載

「Doctor’s Four Seasons 2018 Spring Vol.46」に、メディカルノート事業承継 事業責任者の長田耕一が執筆するコラムが掲載されました。

 

  

 

 

 

クリニックM&Aよろず相談所③
-仲介業者選びに要注意-

 

今回は、クリニックの第三者承継を仲介する仲介業者について話をします。
第三者承継が活発化すると同時にその仲介をする業者も増えてきており、いずれは市場として成熟していくものと期待されています。ただ、現在はまだまだ過渡期で仲介を名乗る業者の質がバラバラです。トラブルを防ぐためには、仲介業者選びに注意が必要となります。

 

◇◇◇◇◇

 

「お金は払うから、二度と話したくない」

これは、あるクリニックの院長が依頼した仲介会社Aを指して言ったセリフです。
体調を壊した院長が、自院の隣にある調剤薬局に相談をしたところ紹介されたのがそのA社だったそうです。経験が豊富で自分に任せておけば高く買う先を見つけてくるということで、知人の紹介ということもあり依頼をしたそうです。

私は、そのクリニックに興味をもった買主のアドバイザーでした。交渉の途中でA社には仲介の経験がほとんどないことがわかったので、相談のうえ私が売主とも直接連絡を取り合うこととしました。あとは譲渡契約書にサインをするばかりとなった時に、売主の院長から私にかかってきた電話が「A社に脅されている。譲渡代金の半分を寄こせと毎日電話で怒鳴られる。言う通りにお金は払うから二度と話さなくて済むようにしてくれないか」というものです。

知人の知り合いだし経験豊富ということでA社には口約束だけで依頼をした、買主は絶対に見つけるということだったので継承であれ閉院であれ決着がついたら謝礼を払うという約束をした、継承が決まりそうなのでA社から謝礼の話をされた、A社以外に動いた人への謝礼もいるので譲渡代金の半分をもらうと言われた、そんな話は聞いていないといって断ると毎日電話で怒鳴られている、ということだったのです。

どうやらA社が言う「謝礼を払う動いた人」には私も入っているようでしたので、私は買主側から規定の手数料を貰うだけでA社を通して売主側から手数料を貰わないと説明し、一度Aと話をしてみることとしました。
話してみたところA社にも言い分はありましたが、半年近くの話し合いを経て、謝礼から私分は差し引き二度と売主に連絡をとらないことを書面で約束してもらって終了となりました。

 

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HPや広告で「クリニック承継の仲介」と記してある会社をよく見かけるようになりましたが、そのすべてが知識や経験を持っているとは限りません。残念ながら質(しつ)が悪いだけでなく質(たち)が悪い業者も多くいます。承継はたった一度きりのことですが、だからこそ仲介業者選びには注意が必要です。最低でも、説明をよく聞き契約書を結んだうえで依頼するようにしてください。

 

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