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2019.02.04

クリニックの新規開業と承継開業の5つの費用

前回、前々回から引き続き新規開業と承継開業についてポイントをお話しさせていただいておりますが、今回はその中の費用について詳しく見て参ります。承継開業をされる際の対価としての譲渡代金以外にかかる費用の例を、事例をもとにご紹介いたします。

 

1.内装にかかる費用

「患者さんの引継ぎ診療を開始したいが、内装は綺麗な状態で始めたい」このようなお考えの先生方もいらっしゃるかと存じます。新規開業では一から内装工事をしますが、承継開業の際は引き継いだ医院の内装を新しくするため、一度旧内装の取り壊し解体をする必要があります。そのため費用が嵩む傾向がありますのでご注意が必要です。

 

2.医療機器、備品の費用

引き継いだ医院の診療科目が異なるケースや古い医療機器や家具を一新するケースでは、不必要になった医療機器や備品の処分費用がかかります。例えば、レントゲンやCT装置など大型機器のうち、古くなった機器の処分などは事前に各業者と相談が必要になります。そのような機器を廃棄し使用しなくなった場合は保健所へ廃止届を提出する作業も必要になります。上記1の様に内装工事をご希望されるようなケースでも、医療機器の移設費用や保管料等がかかる場合があります。

 

3.カルテにかかる費用

もし引き継いだ医院が紙カルテを使用しており、今後電子カルテに移行を検討していた場合、紙カルテを電子カルテに入力する、もしくはデータ化したのち、処分が必要です。枚数が少なければ、シュレッダーにかけて産業廃棄物として捨てることができますが、何千、何万とある場合には、機密文書専門の廃棄業者に頼む必要がありその分費用がかかります。

 

4.広告関係の費用

新規開業でも承継開業でも広告費用は同じくかかりますが、承継の際は旧医院で使用していた駅の広告や、電柱広告の変更費用、インターネット上のサイト修正、各種ポータルサイトの変更といったマーケティング費用を事前に見込んでおく必要があります。

 

5.承継にかかる費用

弊社のような仲介者に支払う手数料はもちろんですが、譲渡契約の作成や契約書修正などを弁護士にお願いする場合は、別途費用が必要になります。また、その他医師会入会権は引き継ぐことができないケースが多く、新たに入会費用がかかる場合がほとんどです。

 

まとめ

上記に限らず、事業承継の際には譲渡代金以外に様々な費用が発生します。承継開業では、譲渡代金以外にも案件ごとに上記の視点を持ちご検討を進めていくことが必要です。新規開業には新規開業の、承継開業には承継開業のメリットデメリットがございます。自身の思い描く開業スタイルに合わせて、コンサルタントとご相談してみてはいかがでしょうか?

当社では開業を検討している方、クリニックの譲渡を検討している方からの相談を無料で受け付けています。お気軽にお問い合わせください。

 

メディカルノート医療PF事業部 松島